行橋駅(ゆくはしえき)は、福岡県行橋市西宮市二丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)・平成筑豊鉄道の駅である。
概要
福岡県東部に位置する京築地域の中心都市・行橋市の代表駅で、ななつ星 in 九州と36ぷらす3を除く全旅客列車が停車する。
JR九州の日豊本線と、平成筑豊鉄道の田川線の2路線が乗り入れる。田川線は当駅が起点である。
JR九州にはJF10、平成筑豊鉄道にはHC31の駅番号がそれぞれ設定されている。
JR行橋駅の事務管コードは▲910508である。
歴史
- 1895年(明治28年)
- 4月1日:初代九州鉄道が行橋町行事に行事駅を開設、小倉 - 行事間を開業。
- 8月15日:初代豊州鉄道が現在地に行橋駅を開設、行橋 - 伊田間を開業。九州鉄道は延伸して行橋駅を共同駅とし、行事駅を廃止した。
- 1897年(明治30年)9月25日:豊州鉄道が行橋駅 - 長洲駅(現・柳ケ浦駅)間を延伸開業。新田原駅・椎田駅・松江駅(現・豊前松江駅)・宇ノ島駅(現・宇島駅)・中津駅・今津駅・四日市駅(現・豊前善光寺駅)・長洲駅(現・柳ケ浦駅)が開業。
- 1901年(明治34年)9月3日:豊州鉄道を初代九州鉄道が買収。
- 1907年(明治40年)7月1日:九州鉄道(初代)が国有化、帝国鉄道庁が所管。
- 1909年(明治42年)
- 10月2日:当駅 - 伊田(現・田川伊田駅) - 添田駅間を田川線に命名。
- 10月12日:小倉 - 柳ケ浦駅間を豊州本線に命名。
- 1932年(昭和7年)12月6日:小倉 - 鹿児島駅間全通により日豊本線に命名。
- 1949年(昭和24年)6月10日 - 昭和天皇の戦後巡幸があり、お召し列車が発着。
- 1965年(昭和40年)10月1日:小倉 - 行橋駅間複線化。
- 1966年(昭和41年)10月1日:小倉 - 新田原駅間電化。
- 1974年(昭和49年)10月1日:貨物の取り扱いを廃止。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止。
- 1986年(昭和61年)3月29日:みどりの窓口を設置。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が承継。
- 1989年(平成元年)10月1日:田川線が平成筑豊鉄道に転換。
- 1992年(平成4年)10月22日:駅高架化工事の起工式。
- 1998年(平成10年)
- 5月24日:平成筑豊鉄道が高架化。
- 7月19日:日豊本線上り線が高架化。
- 1999年(平成11年)8月28日:駅高架化工事完成。
- 2000年(平成12年)10月2日:自動改札機を設置し、供用開始。
- 2002年(平成14年)
- 連続立体高架橋及び駅周辺整備が、2002年度グッドデザイン賞受賞。
- 2009年(平成21年)
- 3月1日:ICカードSUGOCAの利用を開始。
- 4月1日:平成筑豊鉄道の駅にネーミングライツにより「ゆめタウン」の愛称(副駅名)が付く。
- 2018年(平成30年)3月30日:行橋駅旅行センターが営業終了。
- 2019年 (令和元年)10月1日:平成筑豊鉄道全線に駅ナンバリング導入。
駅構造
島式ホーム2面4線と、日豊本線上りホーム(3・4番のりば)の南端に切欠きホームの平成筑豊鉄道線のりば(5番のりば)が設置される高架駅。平成筑豊鉄道線ホーム及び地平部へ通じる階段はJR改札外にあり、21時10分から翌朝6時40分の間の階段の閉鎖時間以外は自由に出入りできる(エレベーターはない)。乗車券は地平部に設置されている自動券売機で購入するが、車内で現金払いも可能。
平成筑豊鉄道ホームと日豊本線上りホームとの境に乗り換え改札口があり、JRの自動券売機が設置されている。日豊本線ホームにあるエレベーターを利用する場合は、平成筑豊鉄道の乗車券(降車の場合は精算済票を含む)を提示することによりJR改札口 - 上りホーム - 乗換改札口の間を通行できる。以前は乗り換え改札口にはSUGOCAの簡易改札機があったが、現在は通常の自動改札機となっている(平成筑豊鉄道は車内精算)。
本屋口はJR九州直営駅でみどりの窓口が設置されている。駅長配置駅。平成筑豊鉄道乗換口はJR九州サービスサポートに業務を委託している。自動改札機を備え、2009年以降はSUGOCAが利用可能となっている。その他の設備等には旅行センター・ATMコーナー・駅レンタカー・コンビニがある。
のりば
駅弁
- 2006年9月末まで駅構内(改札外)にある小松商店の直営売店で駅弁が販売されていた。
- かしわめし
- 四季の味
- しゃこ寿司(10月 - 5月の間のみ販売:要予約)
- 上等弁当
- 周防灘のかほり
- 幕の内弁当
- 上記駅弁の一部は特急「ソニック」(一部除く)車内で予め車内販売係員に申し出れば車内で購入が可能であった。また、その後もかしわめし・四季の味・幕の内弁当のみ駅構内(改札外)のキヨスクまたは駅前の小松商店本店で販売されていたが、2009年8月末に調製元が廃業したため現在は販売されていない。
利用状況
- JR九州 - 2022年度の1日平均乗車人員は5,120人であり、同社の駅としては第32位である。また日豊本線の駅としては下曽根駅に次いで3番目に多い。
- 平成筑豊鉄道 - 2021年度の1日平均乗車人員は347人であり、同社の駅としては第2位である。
駅周辺
行橋市の中心部で金融機関もおおむね揃っている。東側(市役所側)は行橋市の中心部で、行橋駅前通りには商店街が軒を連ねる。西側(安川通り側)はマンション等が開発されており、周辺には大型ショッピングセンターなどの商業施設も増加している。中心部から少し離れると住宅地である。
バス路線
西鉄バスおよび太陽交通のバスが発着する。
- 駅東口
- 西鉄バス北九州
- 高速:苅田駅前 → 津田 → 小倉東インターチェンジ → 西鉄天神高速バスターミナル
- 19:苅田駅 → 朽網駅 → 下曽根駅北口 → 寺迫口 → 九州労災病院
- 高速・19:行橋営業所構内
- 太陽交通
- 行事線:行事 → 西工大駅 → 小波瀬病院
- 蓑島線:市役所前 → 文久 → 蓑島
- 白川線:白川農協 → 谷
- 長井線:市役所前 → 長井 → 稲童 → JR新田原駅
- 椿市線:椿市 → 下崎
- 郡界線:西鉄営業所前 → 辻垣 → JR新田原駅 → 郡界 → 工業団地・築城駅・ルミエール・稲童漁港
- 前田ヶ丘線:前田ヶ丘
- 香春線:中津熊 → 黒田 → 新町入口 → 香春町役場
- 矢留線:コスタ行橋 → 矢留神社前
- 豊津線:西鉄営業所前 → 豊津支所 → 木井馬場
- 矢留線:市役所
- 蓑島線・郡界線・香春線・豊津線:ゆめタウン
- 新町線一部便
- 西鉄バス北九州
- 駅西口 - 太陽交通の一部路線のみ発着する。
- 太陽交通
- 新町線:ゆめタウン → 宮ノ杜 → 新町入口
- 行事線・前田ヶ丘線全便(始発・終着は駅東口)
- 蓑島線・郡界線・香春線・矢留線・豊津線一部便
- 太陽交通
隣の駅
- 九州旅客鉄道(JR九州)
- 日豊本線
- 特急「ソニック」「にちりん」「にちりんシーガイア」「きらめき」停車駅
- ■快速(上りのみ運転)
- 下曽根駅 (JF06) ← 行橋駅 (JF10) ← 築城駅
- ■普通
- 小波瀬西工大前駅 (JF09) - 行橋駅 (JF10) - 南行橋駅
- 平成筑豊鉄道
- ■田川線
- 行橋駅 (HC31) - 令和コスタ行橋駅 (HC30)
脚注
参考文献
- 九州鉄道百年祭実行委員会・百年史編纂部会 編『九州の鉄道100年記念誌 鉄輪の轟き』(初版)九州旅客鉄道、1988年。
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- 行橋駅(駅情報) - 九州旅客鉄道
- 行橋駅 - 平成筑豊鉄道



