フライト(Flight、 1940年-1953年)は、オーストラリアで生産・調教されたサラブレッドの競走馬、および繁殖牝馬。第二次世界大戦戦中・戦後のオーストラリア競馬において、シャノン・バーンバラ・ロイヤルジェム・ロシアなどの強豪に混じって活躍した馬で、のちの2007年にオーストラリア競馬殿堂に殿堂入りを果たした。
経歴
1942年のイヤリングセールにおいて、後のオーストラリアンジョッキークラブ会長であるブライアン・クロウリーに60ギニーで購入された馬である。2歳から6歳までの5シーズンで24勝を挙げ、その中には1945年・1946年のコックスプレート連覇、マッキノンステークスなども含まれる。このほかにも大競走で2着に入ることが多く、オーストラリアンダービーでは三冠達成馬ムーアランドの2着などを含めて19回の2着を経験している。
6歳で競走馬を引退、繁殖入りした。繁殖牝馬として5頭の産駒を産んだ後の1953年、多量の内出血が原因となって、わずか12歳で早世した。フライト自身からはこれといった競走馬を出さなかったが、産駒中で唯一の牝馬であったフライツドーターがスカイライン・スカイハイのダービー馬兄弟を出している。
2007年、オーストラリア競馬博物館はフライトの競走成績を称え、同馬を殿堂馬の一頭として選定した。
評価
主な勝鞍
- 1943年(2歳/3歳)
- シャンペンステークス、ホバートヴィルステークス、クレイヴンプレート
- 1944年(3歳/4歳)
- アドリアンノックスステークス、ワーウィックステークス、コリンステファンステークス
- 1945年(4歳/5歳)
- コックスプレート、クレイヴンプレート(2回目)
- 1946年(5歳/6歳)
- コックスプレート(連覇)、エッセンデンステークス、CFオーアステークス、セントジョージステークス、AJCプレート、マッキノンステークス
- 1947年(6歳)
- エッセンデンステークス(連覇)
表彰
- 2007年 - オーストラリア競馬名誉の殿堂により、殿堂馬として選定される。
- ロイヤルランドウィック競馬場に、フライトの名を冠したフライトステークスが創設される。
血統表
外部リンク
- The Australian Racing Museum - Flight - オーストラリア競馬博物館 (英語)
- 競走馬成績と情報 JBISサーチ

